道後温泉本館だけが、道後温泉じゃない。知ってほしい、「道後温泉」

先日のこと。

NHK松山放送を何気なくみていると、ある番組が再放送されていました。

その番組というのが、

「Discover四国『‟湯の迷宮”が秘めた謎 知られざる道後温泉本館』」

という番組。

BS1で2017年の2月に全国で放送された番組です。

主演は、女優の吉岡里帆さん、ナレーターは、テルマエ・ロマエを書かれた漫画家のヤマザキマリさん。

2017年の10月以降に始める予定の耐震工事を前に、道後温泉本館の魅力を取り上げた番組内容でした。

これがですね、とってもいい番組だったんですよ!

吉岡里帆ちゃんはかわいいし、地元民でも知らなかった道後温泉の歴史や、普段入れないところまで、道後温泉本館が今のようになるまでをくわしく解説してくれています。

この番組、なんと、再放送されるそうですよ!

2017年8月14日月曜日、もうすぐじゃないですか!

BS1で13:00~放送です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

松山人あるある

早く言いたい~。

ということで、いきなりですが、松山人あるある。

「松山に住んでいながら、道後温泉に一度も入ったことがない」

そういう松山人、多数。

観光地って、地元民は実際に行ったことがない、というのはどこでもよくある話ですね。

とは言いつつも、松山で年を重ねてくると、道後の町には足を運ぶ機会もあります。

会社の忘新年会が道後のホテルやお店であったり、上客の接待といえば道後だったり、年頃には週末の吉日なんかは親戚友人の結婚式で結構な回数道後に足を運びます。

かくいう我が家ももう10数年前になりますが、道後の大和屋本店さんで式を挙げました。

大和屋本店さんでは、能舞台で挙式するんですよ。

松山に住み、道後で結婚式を挙げながらも、旦那もi-chieも、道後温泉に入浴したこと、ありませんでした。

しかしですね、大和屋本店さん、結婚1周年記念で、式を挙げた1年後に、スイートルームに1泊させてくださるのです。

その際に、せっかくだからと、真隣にある道後温泉本館に入浴することにしました。

そういった機会でもないと、地元民でもなかなか入浴しない道後温泉について、改めてご紹介してみようと思います。

道後温泉とは?

一言で道後温泉、といいますが、実は、大和屋本店さんのお風呂も、「道後温泉」です。

大和屋本店さんだけでなく、道後温泉の泉源から湯を引くお風呂は、ぜーんぶ、「道後温泉」です。

毎年2月に行われる愛媛マラソンの際には、道後温泉の泉源から運んできたお湯が、完走者に無料で足湯として提供されています。

一般的に「道後温泉」と聞いて一番最初にイメージされるのが、道後温泉本館かと思います。

冒頭の番組も、その道後温泉本館を取り上げたものです。

道後温泉本館について

歴史

日本書紀にも登場し、日本最古の温泉といわれています。

聖徳太子を始め、夏目漱石や正岡子規などの文豪たちも気に入って入浴したという道後温泉本館。明治27年に建築され、その翌年に夏目漱石が松山に赴任してきたそうです。

最大の特徴は、和風建築の中にも、随所に洋風要素が取り入れられ、何とも言えない風情を醸し出しています。その風景を気に入った宮崎駿監督が、千と千尋の神隠しを描く際にモチーフの一つとして参考にした、と噂されていますが、現地でみると、なるほど、あの湯屋の雰囲気プンプン。

その建物は、国の重要文化財にも指定されています。

道後温泉本館のシンボル・振鷺閣

木造三層楼の頂点にそびえる、振鷺閣。

息子が見上げる先、てっぺんに輝いている、鷺、あれですね。

これは2014年の道後オンセナート開催時の写真。

観光客の方はよく正面入り口の「道後温泉」の看板下から写真を撮られていますが、i-chieにとっても、道後温泉本館、といえばこの振鷺閣のイメージがパッと浮かぶんですよね。

昔、足に傷を負って苦しんでいた一羽の鷺が、岩間から湧き出る温泉をみつけ、毎日やってきて足を浸していました。すると、不思議なことに、傷が治って元気に飛び立っていったのです。

それを見た人々が、この温泉に入浴してみました。

すると不思議なことに、疲労が回復し、病人も全快したのです。

こうして道後温泉が始まりました。

振鷺閣は、約一坪の周囲に、赤い「ギヤマン」というガラスの障子が張り巡らされています。中からライトアップされて夜空に赤く輝く振鷺閣の姿は幻想的です。

中には太鼓が設置されていて、刻太鼓として昔は1時間ごとに打ちならされ、人々に時間を知らせていたそう。今では、朝・昼・夕にその音色を響かせています。

増築の歴史

道後温泉は、災害やその用途を果たすために、数度の増築を繰り返して今の姿になっています。

度重なる増改築によって迷路のように入り組んだその姿は、他に類を見ない建築物となっています。

(この感じが、あの湯屋に似てるなと感じるところかもしれない。)

温泉について

泉質は、アルカリ性単純泉。

きめ細やかな日本人の肌質と相性がよいとされる、なめらかな湯となっています。

神の湯

2F席と階下に分かれています。

2F休憩所は、神の湯専用の休憩所となっていて、別にある霊の湯とはまた別の、大広間。

貸タオル・浴衣・お茶・お菓子(地元の銘菓・坊ちゃん団子)つき。

階下には休憩所はありません。

浴室は、2F席も階下も同じ浴室となっています。

地元の人が通うのも、この神の湯が多いと思います。

うちの祖母も、毎朝電車に揺られてこの神の湯に通っていました。

霊の湯

たまのゆ、と読みます。

3F個室席と、2F大広間席があります。大広間は、神の湯の大広間とは別になっています。

こちらも貸タオル・浴衣・お茶・お菓子付きです。

浴室は、3F席も2F席も、同じ浴室となってます。

又新殿

明治32年に増築された、皇室専用の湯殿です。

昭和天皇は、昭和25年に来浴されたそうですよ。

さすが皇室専用、その建築様式は、桃山時代風の優雅で、豪華絢爛だそうです。

本館以外の道後温泉

放生園

観光客の方が道後に足を踏み入れて、まず目にされるのが、この放生園です。

道後商店街入り口に位置し、無料の足湯や、大きな坊ちゃんからくり時計などがあります。

椿の湯

道後温泉本館が「観光客の湯」であるとすれば、この椿の湯は「市民の湯」だといえます。

道後商店街の中央付近に位置し、市民に公衆浴場として親しまれています。

ほんとの地元民、道後の方々はこちらに通われる方が多いそうです。

でもこちらも立派な「道後温泉」です。

道後地区のホテル

道後地区にあるホテルには、道後温泉が引かれています。

また、お金を払って入浴しなくても、各ホテルが無料の足湯場を設けています。

いろいろなホテルを巡ってみるという楽しみ方もいいですね。

道後オンセナート

2014年に、道後温泉本館を中心とした道後地区で、「道後オンセナート2014」というイベントが開かれました。

道後温泉本館を時刻ごとに違った色でライトアップしたり、霧が吹き出て幻想的な雰囲気を作り出していたり、プロジェクトマッピングが行われたりしました。

上記写真にもある通り、我が家も行ったんです、このイベント。

こちらが非常に好評で、その流れを汲んで様々な道後でのイベントが行われてきました。

様々なアーティストたちとコラボして、市内をラッピング電車が走ったりもしました。

今年も、9月から道後オンセナート2017が開催されるそうですよ!わーい!

中でも興味津々のイベントが、

HOTEL HORIZONTAL というイベント。

道後地区の9つのホテルや旅館で、「泊まれるアート」として、様々なアーティストが客室の1室を作品化しているもので、もちろん宿泊もできるのですが、見学だけの時間も設けられていいるんです。

これは楽しみですねぇ!

是非、道後の魅力を皆さんに味わっていただきたい!

このように、いま、道後、アツイです!

10月以降の耐震工事が始まっても部分営業で営業は続きますし、本館のみならず、道後温泉の魅力は他にもたくさん。

まずは8/14にじっくり映像で道後温泉本館の歴史と今の姿を堪能していただき、ぜひ一度は現地に足を運んでいただきたい場所です。

人気ブログランキング
ブロトピ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする